検索エンジンはURL内の文字列も評価の対象にしています。
ということは、URLを最適化することはSEO的にも有効な手段だと言えます。
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URLってなに?
URLとは”uniform resource locator”の略で、
ブラウザの上部に表示されている
” https://”や ” http://” で始まる文字列を指しています。
この文字列はインターネット上の住所の様なものになります。
従って、重複するURLは存在しません。
URL の重要性
URLは次の2つに対する効果が見込めることから非常に重要なものになります。
- 検索エンジンに対する効果 → 検索順位の向上
- ユーザーに対する効果 → ユーザビリティの向上
URLを最適化しよう
SEO対策のための、URLの最適化方法や注意点を説明します。
分かりやすいURLにすること
URLはページの内容を端的に表す意味のある名前をつけましょう。
これにより、検索エンジンとユーザー両方にとって分かりやすいものになります。
悪い例は以下の様な名前になります。
- 数字の羅列 → https://kawa-taku.com/001/003/
- 長過ぎる名前 → https://kawa-taku.com/ seo-optimisation-url-optimisation
- 意味のない名前 → https://kawa-taku.com/aaa/bbb/
日本語は使わないこと
URLに日本語を含めることも可能ですが、
リンクを貼る時やSNSで共有する時に文字コードに変換されてしまい
意味のわからないURLになってしまうので注意が必要です。
検索エンジン的には日本語でも効果はあると思いますが、ユーザビリティは低下してしまいますので、なるべく英語でURLを記載することをおすすめします。
URLはすべて小文字にすること
これは”google”が「検索エンジン最適化スターターガイド」の中で
” URLの中で不必要に大文字を使わない ”
と 公式に アナウンスしているので
素直に従ったほうが良いかと思われます。
http://www.google.co.jp/intl/ja/webmasters/docs/search-engine-optimization-starter-guide-ja.pdf
URLの中にキーワードを含めること
URLはなるべく短くしながらも、ページを表すキーワードを挿入しましょう。
これも”google”が「検索エンジン最適化スターターガイド」の中で
指摘していますので意識してキーワードを挿入しましょう。
http://www.google.co.jp/intl/ja/webmasters/docs/search-engine-optimization-starter-guide-ja.pdf
だからといって、過度にキーワードを挿入することは厳禁です。
同じガイドの中で”キーワードを過度に使わない”と明記されています。
階層構造はなるべく浅くすること
例えば、以下のような深い階層構造のURLは避けるようにしてください。
- ” …/dir1/dir2/dir3/dir4/dir5/dir6/page.html ”
これも”google”が「検索エンジン最適化スターターガイド」の中で
指摘していますので注意してくださいね。
http://www.google.co.jp/intl/ja/webmasters/docs/search-engine-optimization-starter-guide-ja.pdf
記号を使う場合は”-”と”_”だけにすること
URLの中で使える記号は
「-(ハイフン)」「.(ピリオド)」「_(アンダースコア)」「~(チルダ)」
になりますが、使う場合は
「-(ハイフン)」「_(アンダースコア)」の2種類を推奨します。
検索エンジン的には、
ハイフンは単語を分離するために使われるので、
ハイフンの前後の単語は個別のキーワードとして認識されます。
アンダースコアは前後の単語を連結するために使われるので、
アンダースコアも含めた1つのキーワードとして認識されます。
まとめると
URLを最適化するということは以下の6点を守るということになります。
- 分かりやすいURLにすること → 端的に意味のある名前にする
- 日本語は使わないこと → 英語の名前にする
- URLはすべて小文字にすること → 大文字は使わない
- URLの中にキーワードを含めること → ページを表すキーワードを含める
- 階層構造はなるべく浅くすること → 深い階層構造はNG
- 記号を使う場合は”-”と”_”だけにすること → ”-”と”_”の違いに注意する